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デジラポ探究キャリアシリーズとは?~「わたしが学ぶ、まちをはぐくむ」に込めた想いと、リレーの物語

デジラポ探究キャリアシリーズって?

デジラポ探究キャリアシリーズは、キャリア教育・探究学習のエッセンスを、地域のみなさんと分かち合う場として生まれました。

デジラポの運営母体は、一般社団法人 学校地域協働センター ラポールくしろです。ラポールくしろは、代表・幸村が現役の公立中学校校長だった頃から、キャリア教育・探究学習・ICT教育に取り組んできました。

デジラポが2023年にオープンしてからも、市内中学校とのご縁を大切にしながら、地域の講師の皆さんのご協力のもと、キャリア教育・探究学習のコーディネート事業を継続しています。


シリーズの原点となった学び

このシリーズの原点となったのが、第1回ゲスト・原田カーナさんによる「バスガイドになろう」という講座でした。

この講座は、修学旅行前の中学3年生が

  • 自分たちの住む「釧路」
  • 修学旅行先の地域

それぞれの魅力を調べ、整理し、伝える地域探究学習のプログラムです。

シリーズ担当者は、2024年・2025年の2年間、この講座を間近で見守ってきました。それまで「釧路の観光」を体系的に学ぶ機会がなかった担当者にとって、

  • 釧路というまちのポテンシャル
  • 「観光」に秘められた知恵と奥行き

に、何度も驚かされる時間でもありました。


学びを、地域へひらく

この学びを、一部の中学生だけのものにしておくのは、もったいない。そう感じたことが、デジラポ探究キャリアシリーズのはじまりでした。

「この学びを、釧路に暮らす地域のみなさんとも分かち合えたら」

そんな思いから、カーナさんに相談し、「デジラポで開催しよう」 という話が生まれました。

見渡してみると、デジラポには他にも、地域の暮らしや仕事、活動のヒントになる知恵を持った方々がたくさん関わってくださっています。だからこそ、単発ではなく、様々なご縁を育てていく意図をもって、継続的に場をひらいていこう。そんな思いから、シリーズ化することになりました。

シリーズ第一回目「ぶっちゃけどうなの?釧路の観光?」の一コマ。定員の30名に迫る方々が話に耳を傾け、活発な意見交換も行われた

「わたしが学ぶ、まちをはぐくむ」に込めた想い

「わたしが学ぶ、まちをはぐくむ」。

これは、デジラポ探究キャリアシリーズのスローガンです。

デジラポは、子どもたちを地域みんなで育む拠点であると同時に、多世代にとっての「学び」と「共創」の場でありたいと考えています。

学びは、今日始めたからといって、すぐに成果が出るものではありません。また、変化の激しい時代においては、学校を卒業したあとも、大人こそ学び続けることが求められています。とはいえ、忙しい毎日の中で、一人で学び続けるのは、なかなか大変なこと。

だからこそ、

  • 学びのきっかけ
  • 仲間との出会い

が、何より大切なのだと思います。

このシリーズは、地域の大人たちが、新たな学びや出会いにひらかれていくための「入口」でありたい。そして、その姿を子どもたちが目にすることで、

「何歳になっても、どんな立場でも、学び続けていい」

そんな感覚が、次の世代へと手渡されていく。その連なりこそが、時間をかけて地域の豊かさを育んでいくのではないか――そんな願いを込めています。


リレーでつながる、今回のトークイベント

今回開催する【釧路の19番目のカルテ ~地域づくりと総合診療医~】は、そんなシリーズの流れの中で生まれました。もともとこのシリーズには、ご縁を大切に育んでいく、という意味で、「登壇者が、次の登壇者を指名していくリレー形式にしてみよう」という構想もありました。

第1回「ぶっちゃけどうなの?釧路の観光?」を終えたあと、観光クリエーターの原田カーナさんと、釧路で総合診療医として働く石川晶さんは、SNSを通じてつながり、メッセージのやり取りを重ねていきます。

やり取りを経て、カーナさんがあらためて言葉にしていたのは、

「なぜ自分は、観光という仕事に取り組んでいるのか」

という原点でした。

それは、

  • 観光が地域経済を支えること
  • 文化や風習への理解を深めること
  • その積み重ねが、子どもたちの未来や医療・福祉の充実を含めた地域全体の安心につながること

そんな、広い領域と長い時間軸を見据えた営みでした。


医療の現場から見えている地域

一方、総合診療医として石川さんが日々向き合っているのは、
「今、目の前で本当に困っている人」です。

病気そのものだけでなく、

  • その人の生活
  • 家族関係
  • 地域のリアル

に、日々触れ続けています。
石川さんの言葉の中で、特に印象的だったのが、こんな一言でした。
「総合診療医は、病を診るのではありません。その人の背景や人間関係、ひいては“地域”を診ているんです」


観光と医療が出会ったとき

一見すると、交わらなさそうな「観光」と「医療」。

けれど、

  • 地域のどんな人にも恩恵が行き渡る未来を願う視点
  • 今ここで起きている困りごとに寄り添う視点

は、メッセージのやり取りを重ねる中で、少しずつ重なっていきました。

そして自然に、
「次は、石川さんにバトンを渡したい」
「この場で、話してみたい」

そんな思いが生まれ、今回のトークイベント開催へとつながっていきました。

カーナさんと石川さん、企画担当の小棚木、そしてデジラポ館長の幸村による、最初の顔合わせより

この場で大切にしたいこと

このトークイベントは、正解を学ぶ場でも、結論を出す場でもありません。
地域を見つめる、少し違う視点に触れること。

そして、それぞれが自分の暮らしや活動に持ち帰れる「ちょっと、いい話」や「小さなヒント」を見つけてもらえたら嬉しいです。

カフェに立ち寄るような、肩の力を抜いた時間として、どうぞ気軽にご参加ください。

お申込みはこちらから受付中です。

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